21世紀を迎え早くも2年が過ぎ3年目を迎えようとしています。
タイトルにある「2003年4月7日」は何の日かご存知でしょうか?
ご存知の方はかなりの「SFマニア」か「アニメファン」です。
(それも結構ご年配の・・・)
4月7日はあの「鉄腕アトム」が誕生というか、完成した日です。
小さいころ小学生の私はマンガ「鉄腕アトム」を読みながら

「ゆくゆくはこんな風にロボットが町を歩き回り、
空を自動車が飛びまわるんだろうな〜。」
と夢見たものでした。
実際にはそのようなシーンはいまだ現実化されてはおりませんが
マンガに語られている科学技術の発達と現実を比べると
奇妙な類似点に気がつきました。
マンガでは1974年に超小型電子計算機が発明されます。
実際は1971年にintelがマイクロプロセッサー intel4004
を発表しました。
更に1976年にご存知, Apple I が登場しております。
マンガの中では1978年に電子頭脳が発明されますが
1978年には「マイクロコンピューターショウ'79」が開催され
あの NEC PC-8001が登場、マイクロコンピューターから
いよいよパーソナル・コンピューター(パソコン)の時代と
なっていたわけです。
マンガでは1983年に「人造皮膚」が発明されロボットなどに
使われ始めるわけで、アトムにも装備(?)されることとなるのです。
想像力たくましい私は、昨今のフェイクレザーやフェイクスウェードの
流行と奇妙な合致を感じるのです。
今更ながらに、手塚 治虫 氏 の素敵な想像力、また未来を見通す
慧眼に驚きと敬意を感じます。
氏は作品中で、発達した機器と人間の関係にも触れ、問題を提議して
いるように思います.。
2003年「アトム誕生」の年を迎え、お茶ノ水博士(1953年生まれ)と
同じ年にもかかわらず、えてしてパソコンに振り回されてしまいそうな
自分を見つめる機会にしたいと思っています。
*以下のサイトを参考にしました。
「飛べ!鉄腕アトム」 http://www.asahi.com/ad/clients/atom/
この一年、言いたい放題の雑文にお付き合いいただき
ありがとうございました。
2003年も(2003年こそは?)良い年でありますように。
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