●「礼服」と「礼装」
★「タキシード」と「デニムパンツ」
 10年以上の前の記憶ですから旧聞に属しますが、
ある芸能人の結婚式で、招待されている有名芸能人が
ショールカラーの黒ディナージャケット(タキシード)に
デニムパンツ(Gパン)と黒のブーツで参加している姿をTVで見ました。
 デニムパンツとウェスタンブーツはもちろん礼服のカテゴリーには
入りませんが、その装いは間違いなく礼装であり、礼を失している様には
思われませんでした。(少なくともとも私には)
 芸能人だから許されることなのかもしれませんが、
  「仲間の結婚を楽しく祝ってやろう。」という気持ちが伝わるものでした。 
★「正礼装」「準礼装」「略礼装」
 一般的に礼装には格付けとして、
 *正礼装(Most Formal/モスト・フォーマル)
 *準礼装(Semi Formal/セミ・フォーマル)
 *略礼装(In Formal/イン・フォーマル)  とあります。
  (このような格付け、分類自体には若干の疑問はありますが・・)
 格式が高く(?)なるほど着用のルールが厳しくなると
心得ていたほうが良いようです。
 モーニングコート(昼の正礼装用の礼服)を着ていても
アクセサリー類(シャツ、タイ、靴など)を間違えると正礼装としては認められないば場合があるということです。
 ただし、前記の例のようにあえて組み合わせを替えて
「ドレス・ダウン」を図ることはオシャレの高等技術として
ありえます。
             詳しくは「ドレスダウン」「ドレスアップ」のページを
★「ハード(服)」と「ソフト(着こなし)」
 このページを皆さんはいろいろな性能のPCでご覧かと思います。
 ご存知の通りどんなに優れたソフトでもそれに応じた性能のマシンが
なければその性能を発揮することはできませんし、
その逆もまた然りです。
 そのギャップをどう克服し、どうバランスをとるか
常に思い悩んでいる方も多いかと思います。
 礼服に限らず、おおよそ「ファッション」や「オシャレ」もPCの
「ハード」(すなわち服本体)と「ソフト(その着こなし)」の関係と
似ていると思います。
 そのような「苦悩」(ちょっとおおげさか?)が
「オシャレ(すなわちPCライフ)」の楽しさの一つではないかと思います。

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